CIOTA HOPSACK 4B BLAZER / HOPSACK OXFORD BAGS TROUSERS

毎シーズン楽しみにている「CIOTA」とのコラボレーション。
24SSシーズンで3度目となる本コラボレーションを2回に渡り、黒野がご紹介させて頂きます。


まずCIOTAとは?

デニムの聖地岡山県にて半世紀近くデニムを縫い続けている縫製工場・生地屋株式会社シオタが2019年に設立したユニセックスブランドです。 「シンプルであること、着心地がよいこと、上質であること」をブランドコンセプトに掲げ、原料の選別から縫製まで、洋服作りにおけるすべての工程を自社で行い、すべての工程に徹底的にこだわっているのがCIOTAの特徴です。

CIOTAといえば?
最高級の貴重な超長繊細綿、スビンコットンを必ず使用しており、全てエクスクルーシブ生地なのが特徴です。光沢は、シルクのようで、肌触りの滑らかさはカシミヤに引けを取りません。


そこで今回は、ブレザーとスラックスをご紹介させて頂きたいと思います。


まずは、素材について。
ブレザーはネイビーカラー、スラックスはライトグレーで同素材となります。
上質な原綿であるスビンコットンと、英国式紡績機でゆっくり紡がれた素朴なシェットランドウール。洗練された上質感と素朴なヴィンテージ感という、異なる風合いの2者を組み合わせた素材を使用した、他に類を見ないホップサック生地。


CIOTAが惚れこむスビンコットンに、イギリス由来の羊毛であるピュアシェットランドウールを紡績した。シェットランド諸島で育まれた羊の毛は、海風に耐え抜くハリコシと弾力を持った力強い原料で、時間をかけてゆっくりと英式の織機で紡ぐことで、原料の風合いと本来の魅力を極限まで引き出したヴィンテージ感溢れる糸となっています。さらに、仕上げの加工に至るまで原料の良さを生かす工夫が施されており、世界的に見ても無二の仕上がりとなりました。

個人的な感想ではありますが、この素材感ならオールシーズンで楽しんで頂けると思います。J.PRESSでは、春夏ではトロピカルと秋冬ではサキソニーと仕上げを分けて展開しています。お客様との会話の中でも、トロピカルにするか、サキソニーにするかを迷われる方が多いですが、CIOTAが今回開発した素材は、ウールとコットンのブレンドということで、肉感や風合いがどのシーズンにおいても“ちょうどいい”のです。


また、新品の状態では柔らかな風合いの中に、ほんのりハリがありますが、十年後にはもう少しクタッっとなり、まるでヴィンテージかのような味わいが出てくることは、長年の経験から間違いないと言えるでしょう。

今シーズンのデザインは、ダブルブレストのネイビーブレザーとCRSTでも定番人気のオックスフォードバックスに落とし込みました。
オックスフォードバックスの2タックかつワイドなシルエットは踏襲し、ウエストのベルト幅を短くし、より履きやすくなりました。

さらには、バックシンチのディテールを付け加えアップデートした点もポイントです。





ダブルブレストのジャケットにワイドスラックスを合わせるのもモダンで新鮮に感じます。
質実剛健かつエレガント。



きっと皆様の“究極の贅沢”が体現されたマスターピースになるでしょう。

この時期は、卒業式や入学式などの「ハレの日」にジャケットをご検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方にもオン・オフ兼用のジャケットとして自信を持ってオススメしたいです。

次回は、新作のコードレーンやオックスシリーズについて触れていきたいと思いますので、
こちらも是非ご一読下さい。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

HOP SACK 4B BLAZER ¥79,200(税込)

 

HOP SACK OXFORD BAGS TROUSERS ¥39,600(税込)

 

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