BLAZER CUSTOM by J.PRESS & SON'S AOYAMA
J.PRESSのマストアイテムの一つである、ブレザー。
冬はサキソニー、夏はトロピカルの素材を使い、三つボタン段返り、7ミリステッチ、赤パイピング、センターフックベントなど、様々な拘りディテールがあります。
その拘りの中から、今回はブレザーの顔ともいうべき、メタルボタンに注目してみました。
J.PRESSのブレザーには、何種類かのボタンが使われていますが、定番のブレザーには、オリジナルのクレストモチーフボタン使われています。
< USA のJ.PRESS定番ブレザーでは、また違うクレストボタンが使われています。 >
メタルボタンの歴史は古く、16世紀のヨーロッパの貴族階級がエナメルなどを用いて洋服の装飾として使ったのが起源とされていて、18世紀の後半にイギリスのバーミンガムで型押しの技術が開発された事により、一般的なデザインが生産される様になりました。その中でも、最も多かったものが、警察、消防署、鉄道や様々なクラブなどで使われた、いわゆるユニフォームボタン。そしてもう一つが軍服用のボタンです。これは、ミリタリーボタンと呼ばれ、メタルボタンといえば、ミリタリーボタンと言われる位、有名になりました。
J.PRESS創業の地であるアメリカでは、18世紀後半の独立戦争まではイギリスからの輸入に頼っていましたが、独立後はアメリカ国内で独自のメタルボタンを製造する様になりました。アメリカの国章である鷲のメタルボタンを推奨するなど、独立後はオリジナルのものが広がる様になりました。
そしてそんな歴史の中から、J.PRESSのブレザーにもメタルボタンが使われる様になり、そのボタンはアメリカ、コネチカット州にある1812年創業のウォーターバリー社(Waterbury Button Company)製のボタンです。(J.PRESSの創業の地もコネチカット州南部のニューヘイブンです。)このウォータバリー社は現在でもアメリカ国内の様々な制服用、軍隊用のボタンを作り続けています。
現在のファッションにおいてのブレザーには、安価なボタンが使われることが多く、ボタンを爪でコンコンとやると、中が空洞になっているので、軽い音がする物がほとんどですが、
J.PRESSの定番ブレザーには、創業以来、このウォータバリー社製のボタンが使われています。
そんなブレザーの印象を大きく変えるメタルボタンは、カスタマイズする上で欠かせなないアイテムの一つ。
J.PRESS & SON'S AOYAMA では、ニューヨークの、アッパーイーストサイドにお店を構える、Tender Buttons(現在は残念ながら閉店してしまったようです..)にバイヤーである黒野が直接訪れ、世界中から集まったボタンの中から、J.PRESSのブレザーに合うメタルボタンを厳選して、取り揃えております。
定番であるクレストボタンは引き出しに入れ保管して頂き、定番とは違うカッコよさのあるボタンにカスタマイズしてみてはいかがでしょうか?
また、裏地に関してもアメリカの子供部屋のシーツや、カーテンに使われていた、とてもキャッチーなキャラクターが描かれた物を生地として仕入れ、ブレザーの裏地にしてしまおうという面白い物もご用意しています。
そのほか、ワッペンなども多数ご用意していますので、この機会にJ.PRESS & SON'S AOYAMAで世界に一つだけのオリジナルブレザーを作ってみてはいかがでしょうか?
INFORMATIONJ.PRESS & SON'S AOYAMAでは定番ブレザーのボタンと裏地のカスタマイズは随時行っております。
お好みのメタル釦や裏地とご一緒に、遊び心のある新たなブレザーをカスタマイズして頂けます。
皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げます。
*内容は予告なく変更する場合がございます。ご了承ください。
J.PRESS & SON’S AOYAMA
Instagram : instagram.com/jpressandsons_aoyama
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