HEIRTAGE STOCK PRPGRAM - "VENTILE BALMACAAN & TRENCH COAT"

J.PRESS&SON'S AOYAMA STAFFの新妻です。

今回私がご紹介させていただくのは、HERITAGE STOCK PROGRAM - "VENTILE BALMACAAN & TRENCH COAT"です。

J.PRESSでは定番となっている素材「VENTILE」ですが、まずはその説明から。

「VENTILE」は 第二次世界大戦時に英国軍のために開発された素材で高密度に織られていることで、コットン100%ながらも高い撥水性を持っています。

さらにJ.PRESSでは、基本構造はそのままに繊維長の長いエジプティシャンコットンを採用し、上品な光沢としなやかさを加え、樹脂系のコーティングで撥水性を更に高めるとともにハリとコシもあり、高機能かつエレガントで高級感のある独自のベンタイルを開発いたしました。

そんな、比較的皆様にも馴染みのある素材「VENTILE」を使った商品を2型紹介させていただきます。

まずは"VENTILE TRENCH COAT"です。

第一次世界大戦中、フランス、ドイツ間の戦闘が膠着状態になった際にイギリス陸軍が塹壕(陣地の周りに掘る溝/城の周りの堀⇒”Trench”)の中で用いたことが由来と言われています。

昨今ではメンズレディース問わず、ビジネス向けからカジュアルなものまで沢山の種類のトレンチコートがありますが、J.PRESSでは当時のモノをベースにしております。

雨風が侵入するのを防ぐため、フック留めした襟元を上からカバーするスロートラッチ(チンウォーマー)

バックスタイルの裾に施された内側に箱ひだを備えたプリーツ。ウエストまで届くほどの広い範囲に切れ込みが入っており、内側のボタンを外すと大きく広がります。元々は戦地で乗馬する際に、脚の動きを妨げないように考案された機能的なデザインです。

ベルトに縫い込むように施されたDカン

当時はナイフや水筒、手榴弾を吊り下げるために使われており、現在では何かを吊り下げる用途で使うことはないと思いますが、こういう細かいディティールもたまらないポイントですね。

内側にはウィンドペン柄の着脱可能なウールライトニングも付属しており、天候を問わず長いシーズン着用していただけます。

大きめのサイズ感なので、ジャケットの上からでも余裕をもって着用できますし、何より今の気分です。

続いて"VENTILE BALMACAAN COAT"です。

バルマカーンコートはスコットランド・インバーネス地方の”Balmacaan”という地名が由来と言われており、元々はレインコートの一種として誕生し、トレンチコートから派生したという説もあるようです。

160年以上もの歴史があるとされている英国の伝統的なコートの一つで、1930年代にはアメリカの東海岸に広まり、J.PRESSでもその頃から取り揃えられていました。

そんな今もアメリカで高い人気を誇り、日本でも定番となっているバルマカーンコートですが、こちらもトレンチコート同様に当時のモノをベースにしております。

上襟が大きくて高さのあるバルカラー

防風性を高めるためにボタンを露出させていない比翼仕立て

動きやすくシルエットも綺麗なラグランスリーブ

どうしても肩の付け根から肘あたりにかけてボリュームが出すぎてしまうことがあるのですが、袖を下したときの美しさはJ.PRESSならではではないかと思います。

また、こちらもトレンチコート同様に内側にはウィンドペン柄の着脱可能なウールライトニングも付属しております。

これは私自身もなのですが、トレンチコートもバルマカーンコートも定番すぎるが故になかなか買うタイミングがない、、、なんて声をよく耳にします。

そんな方にはまず一度店頭でコートを羽織っていただきたいです!
必ず良さが伝わるはずです。

インスタライブもディティールを細かく説明しておりますので、そちらも是非ご覧ください。

 

HERITAGE STOCK PROGRAM - VENTILE TRENCH COAT ¥108,900.-(tax in)

HERITAGE STOCK PROGRAM - VENTILE BALMACAAN COAT ¥86,900.-(tax in)