IMPRESTORE × J.PRESS ORIGINALS - J.PRESS & SON’S AOYAMA LIMITED

IMPRESTOREとのコラボ第2弾、Gジャンのご紹介です。

今回はIMPRESTORE市川氏をゲストへ迎え、弊社バイヤー黒野との対談方式でご紹介させていただきます。

 

―今回何故Gジャンをコラボ製作しようと思ったのでしょうか?

黒野(J.PRESS&SON’S企画・バイヤー):まず、個人的にGジャンが好き。改めて家で数えたら10着位ありました。ジーンズでも色が薄い、濃い、素材違い、デザインなど自分の中では違いがあるからだと思います。自分の中では、ある意味ブレーザーやスポーツコートみたいな存在です。これを着れば、成立しちゃうというかまた、デザインに癖がないからなんですかね・・・?
それでIMPREで買ったものが良くて、J.PRESSの素材で作ったら新しい表現が出来ると思いました。IMPREは、アメカジの要素が強く、J.PRESSでは逆に素材とのアンバランスを表現したくて、素材を置き換えたら誰もが持っていないGジャンになると容易に想像できました。

市川(IMPRESTORE):このGジャン型はIMPRE的には完成型でどう進化するか思案中でした。自分以外のアイデアを取り入れる事は得意ではないのですが気心のしれた黒野さんからの要望なので、可能性を広げさせてもらうという意味でも大歓迎でした。それで出来る限りのクイック納期で対応しまた。もう2回目なので黒野さんの無茶振りに順応してきたと自負しております。笑

黒野:実は今回のコラボGジャンはサスティナブルという意味も込めて量産で少し残った生地を使用しています。IMPREさんに生地を送って・・・・大変でしたよね?市川さんの生産管理能力が素晴らし過ぎます。ほぼ、毎日電話してましたよね。笑

 

ー今回のコラボGジャンを含めGジャンの魅力ってなんでしょうか?

黒野:まず、仕様的にも裏が付いていなく、デニムだったら夏以外1年中着れるところが好き。あと、スタイリングですが、カジュアルは勿論、タイドアップや、スラックスでスタイリングしても、いい塩梅のアイテムだと捉えています。また、ニットやスウエット、シャツと合せても主張することなくスタイリングにスパイスを与えてくれるイメージのアイテムという所ですかね。

市川:20代から毎年何かしらとっかえひっかえGジャンを着てます。基本は古着ですが、ドメスティックブランドでも愛用してました。思い出で行けばVINTAGEブームの90年代の時の高嶺の花。古着屋さんのディスブレーに憧れていました。90年代当時ショップ店員さんがカッコよく着てましたね。ゴリゴリアメカジもキレイ目の外しにも。ヒッコリーJK+OXBDシャツ+マドラスタイのお洒落大人も着てる印象です。

 

ーでは早速ですが、今回のコラボGジャンのお話に移りたいと思います。まずデザインのベースはどの様になっているのでしょうか?

市川:今回このデザインで作った理由は3rd(557XX 1962年~1966年)がGジャンの完成形と言われていて有名無名に関らず様々なブランドがデザインを拝借しています。自分はひねくれてるので一般的な3rd型ではなく2nd型をベースデザインにチョイスしました。後は単純に90年代のVINTAGEブームの時に高過ぎて買えなかった2ndへの憧れが強いのかもしれません。3rdはそこまで高価でなくVINTAGEではないとみなされていた記憶です。507XXは (通称2nd) 1952年~1962年。10年間のみの生産。1ポケット仕様の506XXを改良しバランスのとれたデザイン、ディテールが人気の高いデニムジャケットですね。

黒野:そうでうね。3rdも好きなんですけど、少しデザインが洗練されているというか。1stだとワークウェア臭いというか。どちらも好きなんですけど、2ndのデザインってよく見るとプリーツの感じがいいアクセントになってたり、ポケットが左右対称になってたり、そのちょうど1stと3rdの間な感じがいいですよね。Gジャンって、アメトラではシャツネクタイでスタイリングするなど、タイトフィットに着る方が多いと思うんですよね。古着で大きいものは、着丈や裄丈も明らかに長くなる。でもIMPRESTOREのデザインだとその大きいものを着せられている感がないのがいい。ユニセックスでもこれなら着れますよね。

市川:バストと肩巾は2XL、着丈裄丈はジャストサイズ。スウェットクルーに関しては着丈とCAPの後被りに合わす。パーカーに関しては着丈は同じくフードの肩への乗っかり具合に拘りました。また、広い袖口でロールアップし易くしました。パンツのロールアップは、当たり前ですけど、大きい袖の筒にすることで、ロールアップ出来るのは少し画期的だと思ったんですよね。女性もこの見え方だとと着やすいと思います。

ボタンに関してもこだわっていて第2次世界大戦時、アメリカ政府は軍需への対応により物資統制を開始。政府機関の軍需生産委員会WPB(The War Production Board)と価格管理局OPA(The Office of Price Administration)は、衣料品の分野においても生産や価格をコントールしており、WPBによる法令が施行され、リーバイ社も主力モデルである501XXの簡略化を余儀なくされました。フロントボタンはLEVI’Sの社名入りボタンではなく汎用品の月桂樹柄ボタンやドーナツボタンが使われたそうです。今回のコラボGジャンも月桂樹ボタンを使用しています。

J.PRESSさんとコラボするとIMPRESTOREでは作れない品が生まれます。商品を企画する上で、素材、色、デザインでオリジナリティーを出します。同じアメリカンカジュアルでも古着ベースの自分では絶対に選べないカジュアルとフォーマルの要素を併せ持つ素材をチョイスされてる事によって品格と日常着がシンクロして唯一無二のコラボアイテムになっていると思います。

 

DENIM ¥31,900.-(tax in) Indigo / White size38(M) / 40(L)

CORDUROY ¥36,300.-(tax in) Brown / Navy size38(M) / 40(L)

WESTPOINT  ¥30,800.-(tax in) 
Beige / Olive / Khaki size38(M) / 40(L)
 

IMPRESTORE 

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