"THE IVY HEYDAY" furnished by J.PRESS & IMPRESTORE

IVY HEYDAY夏の新作、Tシャツのご紹介です。

 

先ずは素材について。こちらのコットンの糸は、アメリカ製Tシャツによく用いられるオープンエンド糸(空紡糸)、空気圧で繊維が撚り合わさった構造です。断面を見ると不揃いというか、繊維の間に空気を含むためふっくらしたボリューム感があります。IMPRESTOREの市川さん(IVY HEYDAYはIMPRESTOREとの共同レーベルなのです。)は、トーストみたいな生地だと表現していて、外はかりっと中はふわっとした感じ。

タッチは、ざっくりした硬めの風合いになるのが特徴で、吸汗性と速乾性に優れております。その辺が、機能的かつアメリカンテイストを好む人に人気の糸という事になりますね。

後、忘れてはいけない「度詰め」もしているので、アメリカンテイスト好きに関わらず、このハリ感のある少し硬い感じが好きという方もいらっしゃるのではないでしょうか。身体の線が出てピタピタ見えないこの感じも大好物です。



ここまで説明をしといて何なのですが、他を探せば見つかる素材の話です。IMPRESTOREさんの素材で何が一番凄いと感じたのかは全てのカラーを「先染め」で作っているのです。
もう少し詳しく説明すると生地に色がのる手法として、先染めと後染めがございます。
先染めは非常に手間がかかる作り方ので、正直コストが高くなります。
何故なら、無地の生地は白糸で織ったり編んだりしてから色を染める、という手法を選んだ方が楽だし手間がかからないからです。

それなら先染めにすると何が良いのかっていう話ですが、


① 糸で染まっているので、色に深みが出る。
② 原料の良さを壊さない。

という二つのメリットがあります、何より風合いがいいですよね。

IMPRESTOREデザイナーの市川さん曰く、J.PRESSと取組みをした際に、スウエットを先染めしたという話。何度もしている話ではありますが、Tシャツも先染めにしたら、明らかに良かった!ということです。(笑)

10年位生地を仕入れたり、作らせてもらった経験がありますが、無地のカットソーを先染めで作っているなんてほとんど聞いたことがありません。
でも、確かに既存のTシャツとはちょっと違うんだよなーっていうのがなんか分かる。
そもそも気付く人がいるのだろうか?的なレベルの話ですが。。。(笑)
ただ、個人的に予測するのは、Tシャツを何度も洗った時の色の抜け方は、理屈では後染めの方がすぐに色抜けし、白化していきます。
先染めしたこのTシャツに関しては、洗濯を繰り返しても長い間、色抜けや白化があまりなく、色をキープしながら着れるので、最高です!

その分かるか分からないところをモノ作りで拘っているのが、素敵だなと思いこの特徴をご紹介させていただきました。

シルエット、仕様についてのポイントをざっと。
シルエットにおいてもはヴィンテージのデザインのものは、細長いイメージがあります。そのイメージを覆したシルエットにしています。
仕様面に関しては現在、多くのTシャツの袖や裾は、2本針で縫われたものが多くなっています。
しかし、IMPRESTOREのTシャツは、当時の雰囲気を残したくシングルの処理を施しており、現在では限られた職人しか縫うことの出来ない仕様となっています。この点もIMPRESTOREさんの拘った点と言えるでしょう。


デザイン①BASEBALL T SHORT (THE IVY HEYDAY) 【white/yellow/red/sax blue/green

第2シーズンとなる22SSのプロダクトは、IVY HEYDAY流ヴィンテージ・スポーツミックスを基軸としアウトプットされています。
書籍「TAKE IVY」にも記録されていた、キャンパス内の草野球シーンをイメージの源泉にピックアップ。60年代初頭のアイビーリーグの学生たちのスタイルは、どこか懐かしくも新鮮で今だからこそ憧れを抱いてしまいます。IMPRESTOREの現代流な意匠と、J.PRESSのクラシックサンプリングが見事に融合したコレクションを是非手に取って感じてみてください。



Tシャツのグラフィックはグラフィックデザイナーの郡司さんがシーズングラフィックのアイデアを色々出してくださいました。元々は1種類だけを選ばせて頂いていましたが、どのデザインもとてもよくて、普段では許されない事ですが、Tシャツそれぞれ違うカラーに別々のグラフィックを使わせてくれないでしょうか?と提案しOKを貰った企画が決定しました。

グラフィックのイメージやボディのカラーを意識して胸のフロントや、左胸のポイントにしたりと様々なデザインに昇華してみました。どれも雰囲気が変わって違く感じてもらえるように。1型ポケTもありますし(笑)

 


デザイン②BASEBALL SHORT (THE IVY HEYDAY)

ユニフォームは、ファッションとして格好いいけど、ほとんどのものが素材もポリエステルなどのメッシュ地が多くてファッションとしては着にくい。しかし、古着屋でヴィンテージのヤンキースが天竺素材で作られているのを見て、このアイテムなら着やすいと思い企画に落とし込みました。ボタンもクラシックな猫目ボタンを使用しています。同じカラーのTシャツをレイヤードしてもいい感じになると思います。

最後はTHE IVY HEYDAYの雰囲気とはまた一味違う、落ち着いた色味のTシャツ3色のご紹介です。


デザイン③SON'S LOGO-T SHIRT (J.PRESS & SON'S LIMITED)

グラフィックは、クラシックだけど今見てもいいと思える気分でSON‘Sっぽい。気分な配色感は、企画の馬場くんが決めました。グレーの杢は、ヴィンテージで見られるクラシックな霜降りを表現する為に開発したもので、今回初披露です。



全商品3サイズ展開ですので、どなたでも好みのサイズがみつかるかと思います。

少量でのおつくりとなっておりますので、気になる方はお早めに!

是非、店頭でお待ちしております。



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